お知らせ

住友商事マシネックスと駐車場機能高度化ソリューションの共同事業化検討で協業を開始

Ideinと住友商事マシネックスのコーポレートロゴ

当社は、住友商事インフラ事業部門のグループ会社である住友商事マシネックス株式会社と、商業施設などの駐車場機能高度化ソリューションの事業化検討に向けて協業を開始しました。

協業の背景

住友商事マシネックスでは、かねてより「駐車場のデジタル化」を掲げ、来訪者のニーズに合わせた「駐車場」の提供を模索し、デジタル技術を活用し駐車場の機能を高度化させることでエリアの価値向上を実現する、新たなソリューションの検討を重ねてきました。

そこで課題に挙がっていたのが、そもそも駐車場そのものがデジタル化されていないこと、駐車場から取得できるデータを有機的に利用できていないこと、更には駐車場のデータと付帯施設のデータを統合してマーケティング用途で利用できていないことなどであり、これらの課題をAIアプリの開発・運用コストを抑えた上で実現するデバイス等を模索してきました。

Ideinでは、設置工事が不要でカメラをWi-Fiに接続すればすぐにデータ取得が開始できる、汎用デバイスを使った低コストなAIカメラ「ai cast」※1と、複数デバイスの遠隔管理・運用などが可能なエッジAIプラットフォーム「Actcast」により、複数の商業施設においてデータを取得・活用する取組みを行ってきました。

両社の知見・技術をかけ合わせることで駐車場向け次世代ソリューションの事業検討が可能であると判断し、この度の協業に至りました。

※1 参照:Idein、アイシンが開発するエッジAIカメラ「ai cast」にエッジAI技術を提供(当社のプレスリリース)

取組みの内容

住友商事マシネックスが有する駐車場ソリューション開発における知見やノウハウと、Ideinの強みであるエッジデバイスの大規模運用・管理技術を用いて、これまで分断されていた「駐車場のデータ」と「付帯施設のデータ」を掛け合わせることで、マーケティングに活用できる駐車場機能高度化ソリューションの共同企画・検討を推進します。

 具体的には、商業施設事業者、駐車場事業者等向け汎用AIアプリ(在否検知・車番認識・車両の向き・人数カウント・属性分析等を実現)の企画、ai cast認識モジュールを活用した駐車場向けデバイス開発の検討、駐車場および付帯施設のデータ連携による両社間での共同提案モデルの検討を計画しています。

Ideinとマシネックスが手掛ける駐車場高度化ソリューションのイメージ図
駐車場機能高度化ソリューション

両社の主な役割

<Idein>

  • 駐車場機能高度化ソリューション開発における技術および機能にかかる知見の共有
  • 駐車場機能高度化ソリューション開発後の案件開拓及び販売の支援
  • AIアプリの実装、デバイス管理/運用が可能なプラットフォームの提供
  • リテール領域ソリューションのノウハウ、知見、顧客ネットワークの提供

<住友商事マシネックス>

  • 駐車場機能高度化ソリューション開発における知見・ノウハウの提供
  • 駐車場付帯施設の顧客ネットワークの提供

今後の展開

取り組みの第1弾として商業施設事業者、駐車場事業者向け汎用AIアプリ(在否検知・車番認識・車両の向き・人数カウント・属性分析等)の企画を進め、2023年内に商業施設の駐車場での実証実験を実施した上で、2024年内のサービス化を目指します。


本件に関するプレスリリースは以下よりご覧いただけます。
Ideinと住友商事マシネックス、商業施設などの駐車場機能高度化ソリューションの共同事業化検討で協業(PR TIMES)

> このプレスリリースに関するお問い合わせはこちら

関連記事

こんなことで
お困りではありませんか?
ぜひご相談ください

  • AIやIoTをビジネスに
    取り入れたい
  • DXによる業務改善や
    売上UPを実現したい
  • AIプロジェクトが
    うまくいっていない