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【小型・高性能】アイシン製の最新エッジAIカメラ「AI Cast」のご紹介

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目次

1. エッジAIカメラ「AI Cast(読み:アイ キャスト)」とは
 1-1.
特長
 1-2. Raspberry Pi単体との比較
 1-3. デモ動画
 1-4.
商品概要
 1-5. 仕様
 
2. 「AI Cast」と連携しているエッジAIプラットフォーム「Actcast」とは?
 2-1. AI CastとActcastの活用イメージ
 2-2. ダッシュボードについて

3. 「Actcast」の導入事例
 3-1. 小売業の事例
 3-1. 製造業の事例
 
4. 当社のサポート体制について
 

エッジAIカメラ「AI Cast(読み:アイ キャスト)」とは

AI Castとは

特長

 AI Castは、日本屈指の総合自動車部品メーカーとして高度な技術を有する株式会社アイシン主導で開発されているエッジAIカメラです。AI CastはエッジAIプラットフォーム「Actcast」と連携しているため、様々なAI機能をすぐにお使いいただけます。また、オプションとしてダッシュボード機能も合わせてご利用可能なため、現場への迅速な導入と運用を強力に支援します。

 AI Castには汎用コンピュータ「Raspberry Pi(通称:ラズパイ)」に加えてAIアクセラレーターチップ「Hailo-8」が搭載されており、Ideinの得意とする高速化技術と相まって、AIカメラの実測性能100倍以上の向上を実現しました。これにより、顔認証、深度推定、姿勢推定、暗所での分析、属性分析等の大幅な精度向上が見込めます。

Raspberry Pi単体との比較

 以下の画像・デモ動画のように、“Raspberry Pi” 単体と比べ、単体では動かせなかっ高機能・高精度なAIモデルが実行可能です。

Raspberry Pi単体との比較

デモ動画

 

商品概要

  • 商品名:AI Cast(読み:アイ キャスト)※商標登録中
  • 販売スケジュール:2023年2月中旬 販売受付開始予定
  • 商品内容:AI Cast(本体)、電源アダプター、取扱説明書
  • 料金プラン:お問い合わせください


仕様 ※開発中のため変更になる可能性があります

有効画素数 1920×1080 画素
画角 水平 62.2°、垂直 48.8°
AI機能例 混雑状況把握、人数カウント(入店数計測)、
デジタルサイネージ等の視認計測、属性検知 他
(他にも顧客のニーズに合わせたAI機能を提供可能)
マイク・スピーカー なし
※USBデバイス接続により拡張可能
防水機能 なし(屋内用)
今後の需要次第では屋外対応も検討する予定
通信 無線通信:
Wi-Fi(2.4GHz/5GHz IEEE 802.11b/g/n/ac)
Bluetooth 5.0,BLE
LAN通信:
あり(100base-T)
電源・外部接続 電源:PoE給電 または DC電源 5V/4A (最大値)
外部接続:USB×1(Type-A)
動作環境 温度 -10~40℃、湿度 20~80%RH
寸法(幅 × 奥行 × 高さ) 76 × 58.5 × 103 mm
質量 約220g

 このように様々な現場のデータ取得に活用いただける、最新のエッジAIカメラ「AI Cast」は2023年2月中旬より販売受付開始予定です。
現在、先行してお問い合わせを受け付けておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください!

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「AI Cast」と連携しているエッジAIプラットフォーム「Actcast」とは?

 Actcastは、実世界のビッグデータをAI技術を使って ⼤規模・リアルタイムに収集・活⽤するためのプラットフォームです。

  • 高度なAI解析をクレジットカードサイズの小さく安価なデバイスでできるため、デバイスのコストを劇的に削減できる(通常は数十万円のデバイスを使用するようなAI解析を数千円のデバイスで使用可能)
  • エッジAIは必要最低限の情報だけをクラウドへ送るためプライバシー・機密情報に配慮しながら利用できる
  • リモートで複数デバイスの管理・運用ができる

このような特長を幅広い業界のDXプロジェクトで高く評価いただき、2021年、2022年と2連続でエッジAIプラットフォームのベンダシェア(台数)で国内シェアNo.1となりました。
現在、商用利用による全国規模での本導入も複数進んでおります。

AI CastとActcastの活用イメージ

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 AI Castは、Actcastと連携することで、小売・製造をはじめとする様々な領域での省人化/無人化ソリューションのデバイスとして活用できます。

【小売業の例】
 ・品ぞろえや時間帯ごとの販売員配置の最適化
 ・来店者の購買行動の可視化等

【製造業の例】
 ・工場のアナログ/デジタルメーターの値の読み取り
 ・常時監視、製造現場の稼働状況の可視化等

また、性能が大幅に向上したことにより、防犯・セキュリティ用途といった、より精度の高いAI分析を求められる領域での活用も可能になります。

ダッシュボードによる取得データの可視化や、
データ分析レポートにも対応
現場への迅速な導入と運用を強力に支援します

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ダッシュボード(イメージ)

 AI Castで取得したデータはダッシュボードですぐに可視化されます。データはエッジ処理によりメタデータ化してクラウドに送信されるため、プライバシー・機密情報に配慮した運用が可能です。
Actcastは独自のシステム遠隔運用機能を備えており、AI Cast導入後の管理・メンテナンスを簡便化できるため、大規模な導入であってもコストを抑えた運用が実現します。

※ダッシュボード、データ分析レポートのご利用はオプションとなり、利用料はActcastのアプリ利用料には含まれません。また、ダッシュボートの新規開発やカスタマイズが発生する場合は別途費用が発生します。

「Actcast」の導入事例

 エッジAIプラットフォーム「Actcast」の導入事例を、業界別にご紹介いたします。

小売業の事例

 「Actcast」は、コンビニエンスストア大手のファミリーマート様百貨店大手のそごう・西武様でも活用いただいています。

プレスリリース:『伊藤忠商事とIdeinが資本業務提携、エッジAI/IoT技術を軸にDX事業を共創』
プレスリリース:「そごう・西武にて、Ideinが提供するエッジAIプラットフォームActcastを活用した顧客分析の実証実験を開始」

製造業の事例

 「Actcast」のメータ自動読み取りAIは、開発者の京セラコミュニケーションシステム様の顧客先でも活用いただいています。
プレスリリース:「Idein㈱が展開するエッジAIプラットフォーム「Actcast」で京セラコミュニケーションシステム㈱のAIアプリ「メータリーダー」販売開始」

当社営業コンサルが課題整理からサポートいたします

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 エッジAIカメラ「AI Cast」と当社のエッジAIプラットフォーム「Actcast」が様々な現場の課題解決にお役立ていただけることをイメージいただけましたでしょうか。AIの導入にあたっては、当社の経験豊富な事業開発プロフェッショナル(営業コンサル・プロマネ)が世界トップレベルのエンジニア & AIエンジニアと共に「DXによる課題解決」をサポートいたします。

資料請求をいただきますと、当社資料「エッジAIカメラ活用ガイド」をダウンロードいただけます。
現在、先行してお問い合わせも受け付けておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください!

エッジAIカメラ活用ガイド

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【国内シェアNo.1について】
デロイト トーマツ ミック経済研究所 『エッジAIコンピューティング市場の実態と将来展望 2022年度版』(https://mic-r.co.jp/mr/02530/)  「エッジAIプラットフォームのベンダシェア(台数)」の調査結果による

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