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Actcastウェビナーvol.2「小売業界:そごう・西武様事例ご紹介」レポート

Actcastウェビナーvol.2_レポート  (760 × 428 px)

 2022年6月30日、Actcastウェビナーvol.2 と題し、「小売業界へのAI導入・データ活用」をテーマに自社ウェビナーを開催いたしました。
今回のブログでは、ウェビナー開催の背景から当日の様子までお伝えいたします。
ウェビナーの動画を閲覧希望の方はブログ下部にお申込み方法を記載しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

小売業におけるAIカメラの事例

 おかげさまで大変ご好評をいただきましたActcastウェビナーvol.1「今さら聞けないDX」の開催後アンケートにて、「もっと個別の事例について聞きたい」とのお声を多くいただいておりました。
そのため、今回は当社の開発・運営する国内シェアNo.1のエッジAIプラットフォームActcastのAIカメラを活用していただいている「そごう・西武様」の事例を取り上げました。
登壇者は、前回のウェビナーにも登壇した当社戦略企画室の松木と実際にそごう・西武様のAIプロジェクトを担当した当社のセールスメンバーの小澤・原田も登壇し、現場のリアルな声をお伝えいたしました!

 

そごう・西武様の活用事例のご紹介

Actcast_そごう・西武様事例活用事例の概要

 そごう・西武様における「Actcast」のAIカメラを活用した顧客分析の実証実験は、2022年4月から西武池袋本店、6月からそごう大宮店で実施されております。
西武池袋本店の年間来店者数は約7千万人(19年度)ですが、従来、店頭にて取得できる顧客データは店舗全体の来店者数と商品を購入した顧客情報だけでした。
今回新たにAIカメラを活用することで、商品を購入していない顧客のデータも取得できるようになります。
例えば、各フロアへの来店人数や来店した顧客の属性(性別・年代)といったデータが取得できると、取得したデータを元にした「売場施策への活用」「テナントのリーシング」が可能となります。
なお、取得した情報はAIカメラ内で処理されるためデータ収集で個人が特定されず、顧客のプライバシーにも配慮した情報活用が可能となっています。

このようなAIプロジェクトを進めるために大切なこととは何でしょうか。
ウェビナー冒頭では、「いまや業種問わずAI導入が当然に求められている」といったDX(AI/IoT)を取り巻く環境をお伝えしました。
その後の事例紹介では、まず冒頭に、"実証実験の目的、KPIはどのように決めた?""どのようなステップで進めると良い?"といったことをお伝えした後、「課題にアプローチしたAI機能と得られたデータからの示唆」「将来的なソリューション及びデータ利活用」の2つの側面から、担当者の対談という形で事例をご紹介いたしました。
そして、最後に、上記のような事例を踏まえた上で「3つのポイントから深掘りするAIプロジェクト成功のカギ」「エッジAI/Actcastについて」、当社の経験からぜひ知っておいていただきたいことをお伝えいたしましたので、小売業界に限らず、AIプロジェクトやエッジAIに興味のある方はぜひ動画をご覧いただけたらと思います。

他にもこんな場所でActcastが活用されています

大規模ショッピングセンター内店舗での活用事例1

 現場の様々な情報を取得することのできるActcastの活用範囲は、小売業界に限定されるようなものではありませんが、小売業界で来客者の人数や属性(年齢・性別)のデータを取得したいというニーズが高く、様々な店舗で活用いただいております。

また、このような取り組みを通じて、将来的には購買データと組み合わせて来店から販売に至るまでの行動分析を行うことでRaaS(※)としての活用など、小売業とデジタルを掛け合わせた新たなビジネスも期待されます。
※Retail as a Serviceの略称

具体的なデータの活用方法はアーカイブ動画をご覧ください

具体的なデータの開示などもあり、大変興味深かった。
「事例について非常にわかりやすくご説明頂きました。ありがとうございました。」
「今回のセミナーを聞いて、カメラ計測の最大化を狙うには、今更ながら小売企業との総合的な取組が必要であると感じました。共にアプローチできれば面白い取組になるのではと思いました。ありがとうございました。」

ウェビナー後のアンケートではこのような大変嬉しいご感想も沢山いただきました。

とくに、そごう・西武様の事例紹介のなかでも"課題にアプローチしたAI機能と得られたデータからの示唆"のパートが大変興味深かったとのお声が多かったです。
事務局一同、やはりAIの活用にあたっては、“AI導入事例の実践的な情報”や”AIプロジェクトの企画段階から導入段階、導入後のデータの活用方法までプロジェクト全体がイメージできる情報”が必要とされているのではないかと感じました。

そごう・西武様の事例におけるAIカメラで取得したデータの具体的な活用方法(どんな来客者がいつ来客しているというデータをどう施策に活かすか?など)当社の考える将来的なソリューション及びデータ利活用はぜひアーカイブ動画にてご覧くださいませ。

今回のウェビナー動画を閲覧希望の方は、お問い合わせ内容に「Actcastウェビナーvol.2 動画閲覧希望」と記載の上、お申込みください(お問い合わせフォームに遷移します)

今後も様々な業界やAI機能を取り上げて視聴者の皆さまのお役に立てるようなウェビナーを定期的に開催していく予定です。
次回の開催が決まり次第、本ブログでお知らせいたします。

Actcastを実際にお試しいただけます

Actcast無料トライアル_トップ画像

 ウェビナー開催を通しても「もっと気軽にAIをお試しいただきたい」と実感したこともあり、Actcast搭載カメラの無料トライアルを開始いたしました。
今なら期間限定でActcastをセットしたAIカメラを1台、最大2週間無料でお貸しいたします。
当社の豊富な経験・導入実績を元にまずは試していただける環境を提供したいと考え、このようなキャンペーンを実施しております。

「AIを試してみたいけどどこに相談したらよいかわからない」や、「AIを過去に取り入れてみたもののうまくいかなかった」といった悩みをお持ちの場合は、お気軽にお試しください!
当社はDXプロジェクトの成功に向けて、AI/IoTプロジェクトの経験豊富な事業開発プロフェッショナルメンバー(営業コンサル・プロマネ)が課題のヒアリングから担当いたしますので、「AIプロジェクトをスタートしたい」という方はぜひご連絡お待ちしております。

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キャンペーンの詳細は以下の記事からご覧いただけます。
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【国内シェアNo.1について】
デロイト トーマツ ミック経済研究所 『エッジAIコンピューティング市場の実態と将来展望 2021年度版』 「エッジAIプラットフォームのベンダシェア(台数)」の調査結果による

 

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